千里浜なぎさドライブウェイ

能登半島のちょうどつけ根あたり、宝達志水町の今浜からスタートする「千里浜なぎさドライブウェイ」。
砂浜を延々とドライブできる海岸は、日本ではここにしかなく、世界を見回してもほんのわずか。
トリップアドバイザーアワード「世界のベストビーチ」で、2016年にはベスト1位、2020年にはベスト2位に選ばれた日本を代表するビーチの一つです。
宝達山

標高637m、能登でいちばん高い宝達山(ほうだつさん)。頂上付近は日本海・能登半島はもちろんのこと、白山や立山の絶景パノラマも楽しめるビューポイントとなっています。
のと里山海道を走ると、金沢から山麓まで車で30分余り。アクセスもすこぶる良好だ。「こぶしの路」という登山道が整備され、シーズンには日帰り客で賑わいを見せています。
山頂近くには希少なブナの原生林が広がり、林野庁の「水源の森百選」にも選定。また、古くより信仰の対象として崇められ、山岳修験道の舞台にもなった山です。
オムライス

子どもからお年寄りまで、日本人が大好きなオムライス。
洋食の定番ともいえる代表メニューですが、実は日本生まれの料理なのです。
そのオムライスを初めて考案した大阪「北極星」の創業者、北橋茂男氏が宝達志水町の出身であることから宝達志水町が「オムライスの町」と呼ばれることとなりました。
町内の「やわらぎの郷」園内には、北橋茂男氏の銅像があり、夜空で道しるべのように輝く北極星に向かってまっすぐに指をさし示すように佇んでいます。
イチョウ並木

宝達志水町東野で、遊歩道の両脇に約300メートルにわたって続くイチョウ並木は多くの人を楽しませています。
トトロ

2015年より休耕田を利用して田んぼのオーナーがトトロを制作。
トトロファミリーにネコバスと訪れる人を楽しませています。
末森城

末森山(標高138.8メートル-3等三角点)にある中世から近世初期の山城跡。
現在は本丸門の礎石、通称「本丸」、「二の丸」「若宮丸」のあった跡や、空堀が草叢ながら歴然と遺っています。
天正12年(1584)越中富山城主 佐々成政による攻撃を受けましたが、城主 奥村永福がこれを死守し、前田利家の来援により落城を免れています。
この戦いが加賀百万石の基礎となったと伝わる「末森合戦」です。
伝説の森 モーゼパーク

神より十戒を授かったモーゼが、宝達山の山麓、三ツ子塚古墳群の中に葬られているという奇想天外なミステリー。
モーゼは40年の歳月をかけ、ユダヤの民衆をイスラエルの地へ導いた後、シナイ山に登った。そこからモーゼは天浮船に乗り、能登宝達山に辿り着いたという。その後、583歳までの超人的な余生を宝達山で過ごし、三ッ子塚に埋葬されたといいます。
モーゼパークは、そんな聖者モーゼが眠る伝説の森。ロマンの小路をぬけ、モーゼの墓を見渡すミステリーヤードにたたずめば、幾千年からの時空を超えた世界が見えてくるかもしれません。